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Mr.Brainです。
僕 Mr.Brain 製作の自動売買EA「クロスファイアFX」が、とても反響を頂いております。ありがとうございます。「クロスファイアFX」については、下記のページで詳しく解説していますので、興味のある方はご覧ください。
「クロスファイアFX」の紹介はこちら
「クロスファイアFX」の特典「約定通知メールアプリOrderAutoAlart」紹介はこちら
「クロスファイアFX」の特典「EURCHF無料EA」紹介はこちら
「クロスファイアFX」に関するよくある質問と回答はこちら
以前に自動売買のEAでのバックテストはできるだけ長い期間で少なくとも1000回以上のテスト期間が望ましいとコラムでご紹介しました。
では、長ければ長い程、良いのでしょうか?
実は、それは違います。例え10000回以上で、素晴らしい成績がでる自動売買のEAがあったとしても、そのテスト期間が違えば、違う結果になるという事をお見せします。
例えば、このEAは、僕が以前に作ったEAです。

サンプルEA 2000年~
とても素晴らしい成績を収めています。
しかし、このテスト期間をご覧ください。2000年~2006年になっています。もう過ぎ去った過去の成績ですね。
僕も、このEAを作った時は有頂天でしたね!2000年からテストを開始して、2006年までは、まさに綺麗な右肩あがりの資産曲線を描いていましたし、売買回数も10000回以上あって、ドローダウンもほぼなし!こりゃ完璧じゃんとばかりに喜んでいました(^^)
しかし!そう甘くはありませんでした・・・
2006年から2010年までの成績が以下です。

サンプルEA 2006年~
ん?さっきと全然ちがうじゃん・・
そうなんです。まさにとても同じEAとは思えない程に成績が違ってしまったのです。それも、プラス収支であればまだ良いですが、極端なマイナス収支です。
なぜ、このような現象になってしまったのでしょうか?
これは、あくまで推測の域を出ておらず、中には違うと異論を唱える方もいらっしゃるかもしれませんので、僕なりの考え方としてお話させて頂きますが・・・
まず、FXの歴史について先にお話しますが、FXの歴史はまだまだ浅く、1998年の4月に外国国為替法の改正により、外国為替保証金取引(FX)が誕生しました。それまでは、銀行のような一部の機関でしか外国為替を取り扱えませんでした。それがFXの始まりです。
FXが誕生しても、まだまだ一般に普及はしておらず、FXで投資する人もまだまだ少ない状態でした。また、それまでは、FX業者を規制する法律がなかったこともあり、強引な勧誘や仮装売買等のトラブルが続出しました。
そこで、2005年7月に改正金融先物取引法が施行され、自己資本や社内体制等一定の基準を満たして認可を受けた業者でなければ2006年1月以降、業務を継続できなくなったのです。
また、その頃から、米同時多発テロの影響をうけて円高に進んだ相場も底を打ち、円安方向にトレンドを転換してきました。この円安トレンドにより一番の恩恵を得たのが、日本の着物トレーダー達です。スワップポイント狙いで、かつ、差益も取れて、リターンも大きいとFX投資に火が付き、FX長者が出現するようになったりしました。
そこから、FXはパソコンで取引できる手軽さも手伝い、取引量は爆発的に伸びていきます。しかも、日本の着物トレーダー達のポジション数がハンパでなく、海外ではミセスワタナベと揶揄される程に市場に影響があったというほどです。
ところが、良い時期はずっと続くはずもなく、市場に激震が走ります。2007年に起きたアメリカの「サブプライムショック」です。
サブプライムショックは、有名な事件で、FXに興味がない方でも知っているほどの事件なので、あえて説明する必要もないかとは思いますが、米国の低所得者向けの高金利住宅ローン「サブプライムローン」の焦げ付き問題が、米国市場のみならず日本を含めた世界中の市場に衝撃を与えた金融ショックでした。
その、サブプライムローン問題が本格的に騒がれるようになると、円安だった為替レートは急激に円高にトレンドを転換させました。チャートは降下を続け、為替レートは一気に95円台まで円高に進んだのです。
さらに、2008年には「リーマンショック」が勃発、米大手証券会社のリーマンブラザーズ(Lehman Brothers)が経営破たんしたことによって、サブプライムショックから立ち直ろうとした、世界の金融市場が、追い討ちを掛けられました。
それらの2大金融危機により、ずっと安定していた外国為替市場は2007年以降は混乱期に入り現在に至るわけです。2009年の「ドバイショック」も記憶に新しいところですね・・・
これが、FXの歴史です。つまり、これらの歴史を振り返ると2006年までと、2006年以降の相場が同じである訳がないと想像できます。
チャートだけを見ていると、それは意外に気づきません。しかし、実際に自動売買のEAをバックテストで検証すると、明らかに2006年以前と、2006年以降で成績が異なるEAが多いのです。
最初にご紹介したEAもそうですが、実は、もっと沢山こんなEAを僕は作ってきました。中には複利で回すと、とんでもない化け物みたいなEAも作った事があります。
しかし、今では、2006年以前に、どれだけの好成績を収めようとも僕は喜びません。もちろん、どの期間においても安心して利益を出せるEAが望ましいので、10年というテストをしますが、2006年以降の数字を大事にしています。
特に、2007年に起きたアメリカの「サブプライムショック」、そして、2008年の「リーマンショック」、2009年の「ドバイショック」と、この3大事件を乗り越えているEAは、本物だという気がします。
この時期は、EAにとっても非常に厳しい時期であり、この時期に大きなドローダウンを出すEAは多いです。なので、仮に、この時期に、へこんでいるEAを見てもそれは普通だと思いますし、成績が多少悪くても仕方ないかなと感じます。
なので、もし、これから、EAのバックテストをされるのであれば、単純に資産曲線やプロフィットファクター(PF)、ドローダウンといった数値を見るだけでなく、そういう時代背景を考慮してEAの成績を見られたら良いと思います。(^^)
タグ: EA, FXの歴史, MT4, サブプライムショック, システムトレード, ドバイショック, メタトレーダー, リーマンショック, 自動売買
Mr.Brain様
興味深い記事をありがとうございます。
このMr.Brainさんが作られた2006年まで良い成績だったEAというのは
スイングのように割とポジションを長めに持つというスタンスだったんでしょうか?
それともデイやスキャルのように短期だったのでしょうか?
短期であればイレギュラーな相場にも左右されにくいのでは?と素人的に思ったものですから。
自分は波乱があるのはNY時間が非常に多いと思っているのですがどうなんですかね?
基本的に欧州時間は急激にさがっても拾われてく場合が多いので(サブプライム級だとどうかはわかりませんが。)
自分の考えだと欧州時間順張りと東京時間の逆張り それに二日間高値の20p上からの逆張り(急落は予想できないが急騰はある程度予想とコントロールができるという考え)の三つ合わせれば安定するんじゃないかなぁとか思ってますがどう思われますか?
kawarufx さん
Mr.Brain です。
コメントありがとうございます。
このEAですが、回数からもイメージいただけるようにスキャルからデイトレという感じの手法です。
「短期であればイレギュラーな相場にも左右されにくいのでは?」
に関しては、基本的にはその捕らえ方であってると思います。
ただ、あくまでも基本的にはと思っています。
正直ロジックによって、その基本どおりともいえない部分があって、
例えば、わかりやすくいえば、ストップやリミットの幅を固定にしたものであれば、
100円の通貨と、150円の通貨とでは、1pの占める重みが違ってきますし、
また、同じ期間でもボラの違いで、1pの重みも違ってきます。
同様に、同じドル円でも数年前と、現在の1分あたりの平均値動き、5分あたりの平均値動き、・・・
というように比べていった際に意外とばらつきや幅があることに気が付くと思います。
このあたりの事情がわかっていないと、実際に作成したEAで長期のバックデータを取った際に「あれっ」となって行き詰ってしまうわけです。
なんで、長期で回数をこなしながら安定した成績のEAがなかな出回らない理由かなと思ったりします。
なので、「短期であればイレギュラーな相場にも左右されにくいのでは?」という発想も基本はそうなはずだけれども、
そうでない場合もある、その場合は何が原因しているかという切り替えが出来るようになれば、またあらたな気づきがでてくると思います。
ですので、EAを作成する際は、少しでも普遍的なものに近づけたいという想いでいつも作成しています。
出来たら楽ですからね(^^
Mr.Brain
Mr.Brainさま
お礼遅れましてすみませんm(_ _)m
ご解説ありがとうございました
kaworufx さん
Mr.Brainです。
ご丁寧にありがとうございます。
お役に立てたらうれしいです。
今後もよろしくお願いいたします。
Mr.Brain
バックテストが上手くいきません。
データをダウンロードする際、どこに入れるか指定できないので、その後インポート(必須でしょうか?)する際、データの場所がわかりません。
仕方ないので、そのままBTをスタートすると、終わっても結果は真っ白で何も表示されません。
何度やっても同じです。いかがしたら良いでしょうか?
確認して頂きたいのですが、FXCMは、リアル口座ではバックテストができません。
なので、デモ口座でバックテストをできるバージョンを別途、ファイルに同梱しておりますので、お手数ですが、デモ口座を開設されて、デモ口座用のEAでバックテストをして頂ければと思います。