おはようございます。
最近「システムトレード」というのが
流行っている気がします。
本屋に行くと、「システムトレード入門」…とか。
色々。
パラパラと本を捲ってみるのですが…そのままでは
とても実戦では使えない、というのがあまりにも
多い様に感じます。
このシステムトレード、というやつ。
響きはいいですね。
カッコいい感じ?
感情に左右されず、トレードできる?
複数のシステムパターンを用意しておいて、
相場の状況に合わせて最適と思われる手法をシステムが
自動的に判断・切替えてトレードし続ける?
…全くダメダメですね。
まず、システムに頼れば感情に左右されずに
トレードできる、というのは全くのウソ。
手動操作のシステムトレードでは
例えば、今ショートのシグナルが出ているけど
こんなに「底値」でまだ下がるなんて思えない。
システムがおかしいのでは?
などと考えて躊躇。
結果、何も注文を出す事が出来ず、
現実にはまさにその日、下落が始まった…。
残るのは後悔の念だけ。
それがオチです。
これは完全な自動売買システムについても同様です。
システムはフルオートで動いていますが、
「こんなの絶対おかしい」
と思う瞬間が必ず訪れます。
そしてSTOPボタンを押してしまう。
結果、後悔する事に…。
事実、1997年のアジア通貨危機の際、
多くのヘッジファンドがコンピュータのシグナルが
巨額のショート・シグナルを出しているにも関わらず、
恐怖に慄きサインに従ってトレードできなかった。
だたただ、茫然と画面を見つめるしかなかったのです。
彼らはその暴落の現実と欲望、恐怖から
結局何も動けなかったのです。
”コンピュータは正しかった”
のに、です。
つまり、精巧なシステムを作ったにも関わらず、
肝心の、それを扱う生身の人間の器量、技量が
システムのレベルに伴っていなかったのでは?
と私は思います。
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