2010年8月24日

ついにきましたね円高祭り。
Sarahさんもぽろぽろと言ってましたけど、ここ最近トレンドが出ずらくてなかなかポジションを持って利を伸ばすという手法が難しい相場でした。
特にドル円なんてほとんど動かなかったからね。一気にここで爆発。
ドル円は15年ぶりの円高水準、83円台に突入!! ユーロ円もポンド円もナイアガラの滝状態。
一応、夕方に野田財務大臣の会見があったが、まぁ壊れたラジオみたいに同じことを繰り返すのみ。
「注視していく…注視していく」
これで円高が加速してるんだから世話ないわね。
twitterでは のだめショック と呼ばれています笑
さて、ここからですが、さすがに財務省もまずいと思っているでしょう。
一方でなかなか介入に踏み切れないのも確か。というのも、全世界で自国通貨安を演出している中で自国通貨を国が売り崩すのはコンセンサスを得られません。
また、直近、隣国中国に対しても人民元の不当な安さを糾弾してますから、じゃあなんで自分のところは介入するの?ってことになり、これまた居心地が悪くなるということ。
そいからスイス中銀は何度も介入していますけれど、結局CHFって最強通貨の一角になっているんですよね。EURCHFのチャートとか確認してほしいんですけど。
結局は介入も一時的な押し上げしかないわけで、そこは絶好の売り場となる悪寒です。
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2010年8月16日

世界でそれぞれの国が自国通貨安の競争を繰り広げています。
とにかく自国通貨は安ければ安い方がいい。そんな考えです。
先進国はやはり輸出中心ですから通貨が安い方が輸出が伸びて企業には都合がいい。企業の都合が良いと税収も増えるから政府も都合がいい。
また、世界中でデフレの懸念がある中、通貨安はインフレ要因となるのでこれまた都合がいい。
てなわけで、金融緩和しまくって金利を下げて通貨を安くしようと必至です。
先週から流れが少し変わって、米金利低下⇒USD安 が 米金利低下⇒USD高 に変わってます。
上のチャートはおなじみドルインデックス。強いリバウンドです。
で、一人通貨安競争に取り残されているのがわが国JPY。
介入やるぞやるぞ詐欺です。
「通貨の激しい変動は望まない」なんて口先介入で一旦は戻しましたが、結局は何もできないことが露呈。
こけおどしに過ぎないことがばれてしまいました。これで次の円高時には介入警戒感も薄らいでいると思います。
テクニカル的にもどうしてもドル円、クロス円とも頭が重たい形。
ドル高基調が続くのであれば、クロス円は大きく下落するのは必至でしょう。
大事なのは大きく動くそのときまで余力を残しておくことです。ディーラーの仕事の8割は「待つ」こと。
これが松竹梅の中でも「松」ディーラーになる秘訣です。
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2010年8月4日
毎日暑いですが債券市場も熱いです。いや寒いというべきか…。本日ついに日本の長期金利(10年国債の金利)が1%を割れました。
日本国債に10年間投資しても毎年1%に利回りにしかなりません。あ、結局最後は0.995%でした^^; 10年間資金を凍結させて年利1%…。でもそれでもしょうがないって機関投資家も納得しているわけですからねぇ。納得はしてないかもしれないけど、他に手段がないから良しとしているというか。
この金利低下(債券上昇)と円高って実は結びついているのでは?って指摘もあります。
「円選好」の陰に海外勢の国債買い
外国為替市場で3日、ドルは一時85.84円まで下落し8カ月ぶりの安値を更新した。複数の市場関係者によると、今年4月、5月と日本の短期国債を大量購入した海外勢の買い意欲は足元でも続いているもようで、直近の外為市場における「円選好」と連動しているとの声もある。
財務省が発表している国際収支統計の国別データをみると、5月に英国勢が短期債を5兆5329億円、中国勢も6948億円買い越している。4月も英国勢は3兆6154億円、中国勢は1978億円の買い越し。英国勢は4、5月で合計9兆1483億円を買い越していた。そのほとんどが短期国債とみられている。
複数の市場筋によると、英国勢のデータの中には、ロンドン所在の銀行、証券を経由した英国以外のマネーが多数含まれており、かつてはその大半が中東産油国のオイルマネーだったという。
ただ、最近は事情が変わってきており、中国マネーのウエートが高まっているという。ある市場関係者は「中国が外貨準備のウエートを調整するために、かなりまとまった規模で日本の短期国債を買っていたようだ」と語る。
別の市場関係者は、日本国債への選好を強めているのは中国勢だけでなく、欧州系ファンドも日本国債の購入に積極的だったと指摘する。その背景として、1)円安がこの先大幅に起きないと予想している、2)経常黒字国の地位が当面維持される、3)金融システム不安につながるような財務体質の不安が邦銀には小さい──などを挙げる。
別の市場関係者は、こうした日本国債へのマネー流入と「逃避通貨」として注目される円の存在は表裏一体であると指摘する。
株と長期金利の関係が、これまでのように株安/債券高のような関係になっていないとの指摘もあるが、景況感とは別の観点で日本国債が買われているなら、今までのような教科書的動きを見せなくなっても、不思議ではないだろう。
どうやら景気見通しがはっきりしないから、邦銀勢が国債を買って長期金利が低下している──というだけではない動きがあることは間違いなさそうだ。
欧も米も不安が残る中、消去法的に円が買われているってことですね。だから円高で債券も買われて金利低下ってことで。
じゃあこの流れがどうなったら変わるかというと、逆になればいい。つまり、欧米でも経済安定化して中央銀行も緩和から引き締めに転換する兆しが見えてくれば、わざわざ円に資産を置いておく理由がなくなりますから。そのときは円金利は上昇しつつ円安になるんでしょうね。

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2010年7月27日
ご無沙汰になってしまいすみません。
さて、マーケットがかなり注目していたストレステストも無事終了。一部では査定が甘いという話も出ています。
確かにちょっと甘めの査定だなと思います。
例えば保有国債のうち、最後まで持ちきる、という満期保有目的のものに関してはストレスを掛けないとか。
まぁあまり詳しく突っ込んでもあれですけど、『あの銀行が危ない』なんてこおtにならないよう問題ない程度に不合格銀行を出してマーケットの不安感を拭い去りたかったというのが本当のところでしょう。そのためには厳しい資産査定なんてできっこないですから。
さて、それでも一応のイベントを通過してマーケット若干安心感が広がってるようです。
ダウは5ヶ月ぶりの高値、年初来高値も更新と。日経平均も割と上昇しています。
で為替はと言うと『ドル主体の相場』ですね。

お馴染みドルインデックスのチャートですけど、ギリシャ危機ピークの6月頭から下落の一途。
リスク意欲の回復でUSD売りというのもあるんですけれど、USD以外の通貨との金利差もかなり意識されてます。
リーマンショック後の超低金利政策からの出口に向かいだしている国も多くなってきています。
最近ではカナダも利上げしましたし、オーストラリアも随分前から利上げモードですからね。金利差が大きくついている。
しかも米国FRBは低金利を長期間続けるって話ですからUSDよりAUDやCAD持っていたほうがいいですわね。
未だ利上げに至っていないEURやGBPも議事録では利上げ派もそろりそろりと出始めていますので、金利差がじわり。
米国の金利は歴史的な低水準ですからね。日本も同じく低金利が続いています。なのでUSD/JPYは基本大きく動かない。
でもってAUDやCAD、ZAR,GBP、EURが上昇するわけですね。
こういうときはUSDが絡んだ通貨ペアが一番素直。JPYが絡むとUSD/JPYの動きに左右されてしまいますから。
ドルインデックスがリバウンドするのかブレイクして下抜けるのか。そこに神経を使うのが一番効率が良いです。
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2010年7月6日
蒸し暑すぎです。なんか靄(もや)がかかって遠くの高層ビルが霞んで見えます。すっきりしないお天気が続きそう。
ただ今日の東京時間はすっきりと為替が動きましたね。特にAUD、そしてそれにつられてEURが対USDで大きく上昇しています。

RBAは予想通り金利は4.5%据え置き、声明文もサプライズなかったのですが、それに先立って発表された5月貿易収支が予想+5億AUDが+結果16億AUDと大きく上回りました。要は海外からオーストラリアに貿易を通じてかなりの資金が入ってきているということ。といっても、これだけでは材料として弱いのですが…。
もうひとつは久しぶりに上海株が元気だったことでしょうか。

2%近く上昇してことでマーケットには一旦安心感が広がりました。日経平均も上海が開くまでは弱含んでいたんですが、上海が元気なのを見てお昼休み明けからはぐいぐいと上昇していきました。全体的にリスク資産の上昇が目立っています。
昨日は米国がお休みでしたから実質今日が週の初め。どういう動きをしてくるのか注目です。非製造業ISMの発表もチェックですね。

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2010年7月3日
今週はなんとも難しい厄介な相場となりましたね。
株市場は下落しています。NYダウは7日連続下落、日経平均・上海株は年初来安値を更新と世界全体でリスク回避の不安モードが続いています。今まではこういうリスク回避の相場では『USD買いJPY買い』で『クロス円が下落』という流れになっていました。株が下がるとクロス円が下がる…今までの経験則で納得してますよね。
でも、今週はちょっと動きが違った。株は下落基調なのにUSDが売られているのです。その動きがはっきり見て取れるのがドルインデックスという指標。USDを様々な通貨に対して数値化したものです。

下落トレンドに変化しています。特にEURのリバウンドが目立ちます。

株下落なのにEUR上昇。いろいろ理由はありますが…。よくニュースの解説で『米経済指標の悪化で米経済の回復懸念からUSDが売られた』なんてありますが、ちょっと違うかなぁと。
■スペイン国債入札が無難に通過し、欧州ソブリンに安心感が広がった
■前回も書きましたが、ECBの資金供給オペが再度行われたが、供給額が予想を下回ったことで、ユーロ圏の銀行の資金調達をめぐる懸念が和らいだ。
■中東系中銀がEURを買い上げた(という噂)。EUR/CHFやEUR/SEKで顕著。
■スイス中銀がCHF売り介入(か?) EUR/CHF上昇
などなどです。
まぁなんにせよ、株下落がUSD買いやそこからクロス円下落につながらなくなったということで非常に読みにくい相場です。株とUSDの関係はいつまた従来どおりの関係に戻るかも分からない…。そんな中で素直なのはUSD/JPYなのかもしれません。USD/JPYショートはワークしそうですね。


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2010年6月30日
いやー昨日のサッカー、惜しかったですね。駒野の泣きじゃくる顔にこちらも涙がちょちょ切れそうになりました。
残念ながら敗退してしまいましたが、これだけ世間を盛り上げてくれたことに感謝です。お疲れ様でした。
で、サッカーが盛り上がっている裏でマーケットも盛り上がっていました(笑 といっても暴落のほうですけど。
昨日も書きましたが全体的にリスク回避のムードが強まっている中で、発表された米消費者信頼感指数は62という予想を大きく下回る52.9という結果に。
今まで、公的支援で住宅を中心とした消費や投資を支えてきましたが、もう息切れ間が出てきたようです。米国は個人消費が回復しないと経済の回復は無いわけですからこの結果はけっこうゲェーって反応。株価も下げ足を早めました。S&Pは重要な安値を割り込み。
株が下がるとクロス円も下げざるを得ないわけで。特に売り込まれたのがEUR。昨日も書きましたがストレステストについて不安が台頭してきただけに弱いです。EUR/JPYはついに108円を割り込み8年4ヶ月ぶりの水準まで下落…。

もうひとつ大事なマーケットが米国の金利市場。米国2年債の金利は過去最低の利回り水準です。10年金利も1年ぶりの3%割れ。と金利市場でも大荒れ状態が続きます。ちなみに、米金利が下がり日本の金利との差が縮まると、USD/JPYは下に行く相関があります。円高。
さて、そんなんで戻ってきた東京市場ですが、やはりというかなんというかサッカー美談でご祝儀相場とはいかないわけで^^;
日経平均は一時、下落幅は200円を超え、6月9日に付けた年初来安値9378円23銭を割り込みました。
金利もつられて低下して日本10年金利は1.08%。これも2003年以来の低水準。
このまま2日連続円高祭りだワッショイかと思われましたが、夕方にECBの資金供給オペの結果が出まして予想より資金の需要が少なかった。つまり、ECBからそんなにお金を借りなくても大丈夫という金融機関が多かった結果となって、欧州金融機関への資金繰り懸念が和らぎました。
この結果を受けて、株式は回復、クロス円も上へ向かったのです。夕方18時くらいのピョーンと上に跳ねているのはこのECBオペがネタでした。
さぁ、といってもまだまだ不安が残る欧州。サッカーは一応、スペイン・ドイツが残っていますが気は抜けません。夜には雇用統計を占う上でも注視されるADP全国雇用者数が発表されます。サッカーはお休みなので久しぶりにトレードに戻れる夜となりそうですね。

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2010年6月29日
今日は東京時間から円高がかなり進みましたね。ぽーっと見ている間にあれよあれよと下落。ドル円は89円も割っちゃいました。実に4ヶ月ぶりだそうです。

別にこれっていう大きな理由は見当たらないのですが、マーケットではこんなことに注目していたようです。
■上海株が暴落
お昼から始まる上海株式市場ですがかなりのきつい下げ。

実に1日で4%を超える下げを記録しました。過熱感が高まっていて政府による規制を身構えているのと
中国農業銀行という中国四大銀行のひとつがIPO(新規株式公開)するというニュース。この金額が約2兆円というから凄い金額。
先日IPOした第一生命の金額が1兆円ちょっとだったので、このIPOがいかに巨額化がわかりますね。
でもって、これによって株式市場の需給が悪くなる(新しい株が放出されるので)懸念で上海株下落⇒日本株下落・円高という流れにつながったという話も。
■欧州ストレステスト
ストレステストという金融機関の資産を過去のシナリオに沿って厳格査定するのがあるんですが、これにソブリンリスクも入れろという声が上がっているようです。
欧州銀行ストレステスト、ソブリン債リスクも査定すべきだ-EU草案
欧州連合(EU)は、加盟国内の銀行に対するストレステスト(健全性審査)で銀行システムへの衝撃に対する各行の健全性を計る際に、ソブリン債のリスクも査定するべきだとみている。EU財務相理事会向けの草案で明らかになった。
ギリシャの債務危機がイタリアやスペイン、ポルトガルなどほかのEU加盟国にも波及しているとの投資家の懸念から、こうした国の借り入れコストが上昇。銀行が保有するソブリン債についての疑問が高まった。
国際決済銀行(BIS)によると、欧州の銀行は2009年末時点で、ギリシャやイタリア、ポルトガル、スペインの債券を総額2兆2900億ドル保有していた。
安全資産だと思われてきた国債(ソブリン債)もリスクありますよ、だからそれも計算しましょ、ということですね。
そうするとどうなるか。ストレステストの結果はより厳しいものになって、欧州金融機関はますますの資本増強を迫られるってことです。
そんなこんなで今日はリスク回避モード⇒株安、円高 になってしまいました。
さて、このあとはケースシラー住宅価格指数や消費者信頼感指数もありますが…。
ここはサッカー日本代表の応援と行きましょう(笑

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2010年6月27日
GW明けの5月6日。思い出したくもないダウの大暴落がありました。あの余波でポジション刈られた人も多いのでは^^;
一時1000ドル超下げたダウ。巷ではフラッシュ・クラッシュって言われてます。一瞬の崩壊ってな意味ですかね。例えばアクセンチュア(有名なコンサルですよね)の株価が1セントで取引されたんですから…。
暴落はほんの一瞬でした。すぐにリバウンドしてますからね。
さて、当初は某米銀の誤発注なんて言われてましたが、今の今までその結果が判明されてないところをみると、濡れ衣だったみたいですね。では原因はなんだったのか?
それはコンピューターによる自動高速売買によるものだと言われています。投資家は取引コストを下げるため、そして一瞬のスピードを求めてコンピュータ取引に傾斜しています。米株式市場の6割はコンピュータによる自動売買だそうで。
そんな中、5月6日はギリシャ危機で株価は大きく値を下げていました。市場の緊張が高まる中、市場には大量の売り注文が入ってきます。そうすると実勢値が飛んで分からなくなる。そういう時、自動売買は全ての注文を一旦見合わせるようにできているようです。要は、実勢からかけ離れた価格での約定をなくすためにそういうプログラムになっているんでしょうね。
さて、そうなると市場の流動性は一気に落ちます。マーケットの流動性の6割が消えるわけですから、ますます流動性が落ちる、という循環。そんななか、「スタブ・クォート」という「1セントで買い」といった非現実的なオーダーが約定してしまう。
成り行きで売り、という注文に対し、1セントで買い、の注文が約定してしまう。だもんで、株価は一瞬大暴落を演出してしまうわけです。この株を見て為替も債券も大きく反応したんでしょうね。
さて、この自動売買ですが、為替の世界にもあります。
インターバンク市場では主にEBSいうシステムで取引しているのですが、ここにもAI(人工知能)取引が結構な割合を占めています。それはもう、人の目には分からないくらいの速さで取引を執行。色々なプログラムがあるのですが、市場のゆがみを取りに行くのが多いんじゃないのかしら。一瞬のリバース・クオート(BIDとOFFERが逆転)とかクロス円とドルストレートのアービトラージとかね。
将来、為替でも高速売買の弊害による大変動があるかもしれませんね。てか、ダウ1000ドルの時は為替も凄まじかったか…
ちなみに、言っちゃっていいのかな?^^; AIで目立つのは某米系生保です。
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2010年6月21日
週末に発表されました、人民元レートの弾力化。1ヶ月ほど前から米国からの圧力が相当強かったのでそろそろかなとは思っていましたが。
タイミング的には今度のG20へ向けての地ならしといった感じでしょうか。そこで言及されるのを避けるためといった感が強いです。
さて、この人民元弾力化の影響ですが、人民元相場には影響を与えましたけど主要通貨には限定的でしたね。朝方はギャップダウンで円高に触れましたが、その後は株価がするすると上がるとクロス円も上昇。AUDなんかも結構な勢い。
肝心の人民元は面白い動き。
人民元そろり弾力化、にじむ政府の管理 米で対中強硬論、再燃も
中国人民銀行(中央銀行)が公表した人民元取引の基準となる「中間値」は1ドル=6.8275元と、先週末比で横ばいだった。週末に判明した「人民元を弾力化する」方針を受け、中間値の切り上げが有力とみていた市場参加者は肩すかしを食らった。
だが、すぐにムードは一変する。「人民銀が元売り価格を上げている」。きっかけは市場を駆け巡ったうわさだった。当局の介入が繰り返される上海市場で介入の主体である人民銀は影のプレーヤー。その人民銀が介入を手控えて元相場をつり上げていることがわかり、市場参加者は我先にと元買いに動いた。結局、終値は05年7月の制度改革以来、初めて6.7元台まで上昇した。
最初は中間値を変化なしで設定したんですね。弾力化⇒切り上げと短絡的に捕らえてほしくなかったのと、圧力に屈したと見られるのが嫌だったので前日比変わらずに設定。しかし、その後は一気に人民元高が進みました。
さて、現在のレートUSD/CNYよりも注目すべきはUSD/CNYが将来どこまで切り上げされるかという期待レートです。
人民元レートは弾力化といっても中間値から上下0.5%と決まってますから、将来どこまでいくのかは分からない。そこでNDFというレートを注目。
NDFという為替デリバティブで将来の為替レートを取引するもの。先物みたいなものと思ってください。
ここで確認できます
http://www.bloomberg.com/apps/quote?ticker=CCN%2B12M:IND
1日遅れなのでまだ更新されてませんが、今日は6.62までいきました。つまりあと3%程度、人民元が切りあがると見ているのです。
もし人民元関連でなにかニュースがあったときに、どの程度影響があるのかを知るのにはベストな指標でしょう。
定期的にチェックするといいと思います。
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