通貨安競争の号砲

世界でそれぞれの国が自国通貨安の競争を繰り広げています。
とにかく自国通貨は安ければ安い方がいい。そんな考えです。
先進国はやはり輸出中心ですから通貨が安い方が輸出が伸びて企業には都合がいい。企業の都合が良いと税収も増えるから政府も都合がいい。
また、世界中でデフレの懸念がある中、通貨安はインフレ要因となるのでこれまた都合がいい。

てなわけで、金融緩和しまくって金利を下げて通貨を安くしようと必至です。
先週から流れが少し変わって、米金利低下⇒USD安 が 米金利低下⇒USD高 に変わってます。
上のチャートはおなじみドルインデックス。強いリバウンドです。

で、一人通貨安競争に取り残されているのがわが国JPY。
介入やるぞやるぞ詐欺です。
「通貨の激しい変動は望まない」なんて口先介入で一旦は戻しましたが、結局は何もできないことが露呈。
こけおどしに過ぎないことがばれてしまいました。これで次の円高時には介入警戒感も薄らいでいると思います。

テクニカル的にもどうしてもドル円、クロス円とも頭が重たい形。
ドル高基調が続くのであれば、クロス円は大きく下落するのは必至でしょう。

大事なのは大きく動くそのときまで余力を残しておくことです。ディーラーの仕事の8割は「待つ」こと。
これが松竹梅の中でも「松」ディーラーになる秘訣です。

コメントをどうぞ