今週はなんとも難しい厄介な相場となりましたね。
株市場は下落しています。NYダウは7日連続下落、日経平均・上海株は年初来安値を更新と世界全体でリスク回避の不安モードが続いています。今まではこういうリスク回避の相場では『USD買いJPY買い』で『クロス円が下落』という流れになっていました。株が下がるとクロス円が下がる…今までの経験則で納得してますよね。
でも、今週はちょっと動きが違った。株は下落基調なのにUSDが売られているのです。その動きがはっきり見て取れるのがドルインデックスという指標。USDを様々な通貨に対して数値化したものです。

下落トレンドに変化しています。特にEURのリバウンドが目立ちます。

株下落なのにEUR上昇。いろいろ理由はありますが…。よくニュースの解説で『米経済指標の悪化で米経済の回復懸念からUSDが売られた』なんてありますが、ちょっと違うかなぁと。
■スペイン国債入札が無難に通過し、欧州ソブリンに安心感が広がった
■前回も書きましたが、ECBの資金供給オペが再度行われたが、供給額が予想を下回ったことで、ユーロ圏の銀行の資金調達をめぐる懸念が和らいだ。
■中東系中銀がEURを買い上げた(という噂)。EUR/CHFやEUR/SEKで顕著。
■スイス中銀がCHF売り介入(か?) EUR/CHF上昇
などなどです。
まぁなんにせよ、株下落がUSD買いやそこからクロス円下落につながらなくなったということで非常に読みにくい相場です。株とUSDの関係はいつまた従来どおりの関係に戻るかも分からない…。そんな中で素直なのはUSD/JPYなのかもしれません。USD/JPYショートはワークしそうですね。

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