週末に発表されました、人民元レートの弾力化。1ヶ月ほど前から米国からの圧力が相当強かったのでそろそろかなとは思っていましたが。
タイミング的には今度のG20へ向けての地ならしといった感じでしょうか。そこで言及されるのを避けるためといった感が強いです。
さて、この人民元弾力化の影響ですが、人民元相場には影響を与えましたけど主要通貨には限定的でしたね。朝方はギャップダウンで円高に触れましたが、その後は株価がするすると上がるとクロス円も上昇。AUDなんかも結構な勢い。
肝心の人民元は面白い動き。
人民元そろり弾力化、にじむ政府の管理 米で対中強硬論、再燃も
中国人民銀行(中央銀行)が公表した人民元取引の基準となる「中間値」は1ドル=6.8275元と、先週末比で横ばいだった。週末に判明した「人民元を弾力化する」方針を受け、中間値の切り上げが有力とみていた市場参加者は肩すかしを食らった。
だが、すぐにムードは一変する。「人民銀が元売り価格を上げている」。きっかけは市場を駆け巡ったうわさだった。当局の介入が繰り返される上海市場で介入の主体である人民銀は影のプレーヤー。その人民銀が介入を手控えて元相場をつり上げていることがわかり、市場参加者は我先にと元買いに動いた。結局、終値は05年7月の制度改革以来、初めて6.7元台まで上昇した。
最初は中間値を変化なしで設定したんですね。弾力化⇒切り上げと短絡的に捕らえてほしくなかったのと、圧力に屈したと見られるのが嫌だったので前日比変わらずに設定。しかし、その後は一気に人民元高が進みました。
さて、現在のレートUSD/CNYよりも注目すべきはUSD/CNYが将来どこまで切り上げされるかという期待レートです。
人民元レートは弾力化といっても中間値から上下0.5%と決まってますから、将来どこまでいくのかは分からない。そこでNDFというレートを注目。
NDFという為替デリバティブで将来の為替レートを取引するもの。先物みたいなものと思ってください。
ここで確認できます
http://www.bloomberg.com/apps/quote?ticker=CCN%2B12M:IND
1日遅れなのでまだ更新されてませんが、今日は6.62までいきました。つまりあと3%程度、人民元が切りあがると見ているのです。
もし人民元関連でなにかニュースがあったときに、どの程度影響があるのかを知るのにはベストな指標でしょう。
定期的にチェックするといいと思います。
翌日にドル買い元売り介入したって噂がでてますね。
三沢さんも呆れていますが、人民元高を介入で阻止しようとは、さすが大国は違いますなぁ…
当日は元買い 翌日は元売りと^^;
結局アh全てのコントロール下に置きたいんでしょうね