引き続きボラの高い相場です。
前回は株式市場のボラティリティを表すVIX指数を紹介しましたが、今回はコモディティ市場(金属とか農作物とか原油とか)の値動きを表す市場を紹介しましょう。
一昨年でしたか、原油が140ドルまで値上がりして日本国内でもレギュラーガソリンが1リットル180円とかありましたよね。安売りガソリンスタンドには車が列を作っていたと言うニュースの映像を思い出します。
ここ数年でコモディティ市場の影響が大きくなっていることを感じます。というのは、運用会社やヘッジファンドなどが、株や債券、為替といった伝統的な市場から資金が流れてきているからです。オルタナティブ投資といって、運用の幅を広げましょうってな試みなんですね。
また、コモディティ市場と株・為替市場との関連性も強くなってきて連動するようになって来ました。一例で言えば、EURと金の連動、AUDとメタルの連動性などが注目されています。FXをやるにしてもコモの値動きにも注意を払う必要があるわけです。
といっても、原油や金はまだ分かるけど、小麦やコーヒーなんかの値動きは追えないってのもその通りで。
そんなときに便利なのがCRB指数というものです。
CRB指数は、正式には「ロイター/ジェフリーズCRB指数」と呼ばれ、米国内の各商品取引所等で取引されている先物取引価格から算出される国際商品先物指数のことをいう。CRB指数は、エネルギーや貴金属、農産物を幅広く網羅し、世界的な物価や景気の代表的な指標として使われ、特に物価上昇率(インフレ動向)の先行指標として国際的に注目されている。(iFinanceより)
要は、原油とかブタとか一個一個のコモディティの値動きを集約した商品全体の値動きを表す指数ってことです。個別株に対する日経平均みたいなもん。ただし、先物をベースにしてますので、限月の調整だとか平均って言っても幾何平均だったりとか単純ではないんですが。まぁ数字の水準をウォッチしておけばOK。
ちなみに構成銘柄は19種。
原油、燃料油、無鉛ガソリン、天然ガス、金、銀、銅、アルミニウム、ニッケル、とうもろこし、大豆、小麦、綿花、牛、豚、ココア、コーヒー、オレンジジュース、砂糖。
寄与度としてはエネルギーと農産物が一番大きいです。

こう観てみると5月には行ってからの下落が凄いですね。280から250ですから12%ほどの下落。
株のチャートもクロス円も同じような値動きになっているはずです。特にAUDやCADとは連動が大きい。コモディティ関連通貨ですからね。
さて、このCRB指数、CFDを用いればこの指数自体をトレードできます。コモディティ全体の方向感に賭けたい場合は非常に便利です。個別の銘柄を選ばなくてもいいですからね。言ってみれば、コモディティのインデックス投資ですね。
取り扱いがあるのは インヴァスト証券 だけ。長期投資としてポートフォリオに入れるのも面白いかも。
いつも、勉強させて頂いてありがとうございます。
CRB指数ですが、インヴェスト証券に問い合わせたところ取扱いがないと言われてしまいました。こちらが何か間違っているのかもしれませんが、確認して頂けたらと思います。
momoさん
コメントありがとうございます。
取り扱いなしですか…。昨年は取り扱い初だったんですが、取引量が少ないと廃止にしているのかも。
ドルインデックスもなくなったみたいですし。
すみません、確認不足でした。