最近の為替市場の話題を簡単に解説2【鷹鳩】

今日は打って変わって株もクロス円も上昇モードですね。突っ込み売りはイカンですよ。

さて、最近の市場解説第2弾です。

【中国の銀行準備比率引き上げ、規制】

これも先週末、そして今週はじめに出ていた話で結構株価には影響与えました。その先にはクロス円の下落にも影響するわけですが。

どういうことかというと、中国政府は中国の経済成長、特に不動産価格の高騰に危機感を持っているんですね。あまりにスピードが早過ぎると。銀行も不動産価格がグイグイ上昇するもんだから、融資もどんどん貸し付けて利息を取るってこと。

ん…これって何かに似てません? そう、20数年前の日本のバブルとそっくりなんですね。あの時も土地神話といって地価は永遠に上がり続けるっていわれてました。銀行も土地の担保付であれば1億円の土地に3億も4億も融資をしていた時代です。危機感を持った当時の大蔵省は『総量規制』と言って、土地への融資残高に規制をかけたんですね。上限はこれまでーって。

もともと自己資金なんてほとんどなく、融資を受けて土地を買い上げていくゲームだったわけです。融資が締められちゃったら元も子もなく、一気に崩壊。俗に言うバブル崩壊です。

中国にはこれを教訓としている向きがあるんでしょう。まず、銀行の融資金額の規制を検討。そして銀行の準備比率引き上げ。

先進国ほとんどがそうだと思うんですけど、民間銀行は常にある程度の流動性を確保するため、中央銀行に準備預金ってのを預けなくてはならないんです。月平均の準備預金高ってのが決められていて、これを下回ることは許されないっていう。日本の銀行も日本銀行にある程度の預金を月平均残高ベースでキープしています。

中国の規制は、この比率を上げようってことです。つまり、準備預金にお金が使われる⇒銀行が自由に使えるお金が減る⇒融資額をへらサルを得ない ってフローですね。そうすると、不動産投資熱もすこし冷めるだろうってことです。

また中国から『規制』『比率引き上げ』ってなフレーズが出てきたら、注意した方がよいです。だいたいは株価下落、クロス円下落につながるはずですから。

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コメント / トラックバック5件

  1. おおっ 自分が一番気になっていた話です!ありがとうございます 豪ドル円にとっては死活問題になりかねませんからねー
    でもこれって確か発表だけで実行はしてませんよね? 金森薫ってアナリストは3月に(4月だったかな?)中国の大事な行事が控えてるのでそれまではないとか言っていましたが。。。
    鷹鳩さんはどう思われますか?

  2. キキ より:

    すごくわかりやすいですー!なるほどー・・・解説ありがとうございました!
    ブログも拝見していますよ^0^

  3. 鷹鳩 より:

    よねさん

    ありがとうございます。それは恐らく中国の旧正月のことかもしれませんね。
    あるいは5月からの上海万博か。
    中国の国家の威厳にかけて、万博を失敗することは許されないので、それまでは好景気でいさせたいのかもしれません。

  4. 鷹鳩 より:

    キキさん

    コメントありがとうございます。
    そう言っていただけると、やる気もでるもんです(笑)
    CFDステーションのほうにも遊びに来てくださいね

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