プロに聞く、為替相場観
Sarah「相場の流れ、テーマという話が出たけど、最近の為替相場はどうなの?」
鳩「ずばり、名付けるなら『火事が起こった映画館相場』ね。みんな出口に向かってダッシュってね」
Sarah「なんか意味不明なんですけど…」
鷹「リーマンショックで利下げラッシュしたからな。そのしっぺ返しが出てきているんよ。その金融緩和を引き締めに転じる時期を探っとるんやろな。これを出口戦略と言うんやが…」
鳩「豪州圏は10月から連続で利上げを実施ね。ユーロもこないだのECBで異常な資金供給を縮小するって話だし…。こないだの雇用統計を受けて、米国も追随するのは必至と見られているわ。そうした時、金融緩和とともにドル安円高になってきた流れが逆流するって考えるのは自然じゃないかしら。実際84円台までいったUSD/JPY も、米国利上げがあるかもと意識されだすと一気に盛り返しているわね」
Sarah「日本も利上げしたら一緒じゃない?」
鷹「日本はすぐには利上げできんやろうな。なんだかんだいって日本のインフレってのはありえへんのや。またデフレデフレって騒いでるやろ? デパートの500円弁当とか980円ジーンズとか。鳩山・菅・藤井・亀井の強力タッグで利上げなんてできっこないしな」
鳩「でも、米国の利上げも早いペースではなさそうね。今のところ早くても来年の6月かしら。そうするとインフレに一番噛み付いているEURとAUD が上がりやすい相場になりそう。鷹くん鳩ちゃんとしてはEUR/JPY AUD/JPYの上昇に賭けて見るわ」
Sarah「ちなみに個人トレーダーがやる、スワップトレードでおススメのペアは?マイナー通貨ってどう思う?sarah はやらないけど。。。」
鷹「スワップトレードねぇ。何事にも言えると思うんやが、『リスクとリターンは裏返し』『美味しい話はない』。マイナー通貨についても同様。高金利ってことは『高金利にしなくては資金が集まらない』ってことなんやから。南アフリカランド、トルコリラ、アイスランドクローネ…。きらきら輝いて落ちていったな…そもそも国力がない国の通貨はいつ暴落してもおかしくないんよ。要注意!」
Sarah「最後に一つ。尊敬するトレーダーは? その理由を一言」
鷹「正直言っていないな。あえて挙げるならわしの為替の師匠やな。マスコミに出とるわけやないが、鷹くん鳩ちゃんが今日喋らせてもらったほとんどが、この師匠から教わった心得や」
鳩「FXを始めて、国際情勢にも興味を持つようになるわね。利益を上げつつ、経済・国際関係にも強くなれれば一粒で2度美味しいわね」
Sarah「いやー、このコラムを読んでくださった方も、トレーダーズ・メソッド セットという良い教材もあって、こんな面白いコラムも読めて、一粒で2度美味しいんじゃない?」
鷹・鳩「自画自賛かよ!」
次回は9日(水)更新予定
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