最高の利益、最高の損失。ディーラーの適正
Sarah「ちなみに、一日で最高いくらくらい勝ったり負けたりしたことがあるの?」
鳩「勝った最高は一日7000 万円。去年夏の円高のときに、あらゆるクロス円をショートにしてたのよ。逆に負けたのは1 億円かな。これも、サブプライムショックの時に為替と金利差のダブルパンチで思いっきりやられた時」
Sarah「1 億!?さすがにショックだった? そのあと、どうやってリカバリーしたの? しばらくトレードできなかったとか? そもそもなんでそんな失敗しちゃったの?原因は?」
鷹「ショックやったな。朝、会社に行くのが嫌で嫌でしょうがなかった。原因はかなり専門的になるんで割愛。まぁ、円高&外銀の日本円調達危機の影響をもろに受けるポジションだったということや。ちなみに7000 万円の勝ちはこの1 億円の負けの直後。リカバリーできたで」
Sarah「え~さすが★★★どうやって気持ちを立ち直らせたの?やっぱり仕事だから。って割り切っただけ?リハビリにポジションを減らしたとか。それでも淡々と続けた。とか。Sarah がよくやるのは、大きくドローダウンが発生したときは、トレード回数を極端に減らすこと。エントリー枚数を減らすこと。あとは、取引口座を変えること(笑)。くらいかな。特に難しいのは、資金が減ったときのレバレッジ調整。100万円で10 枚エントリーできていたのが、資金が50 万円になってもまだ10 枚で行こうとする。一旦枚数を増やしてしまうと、減らすのってなかなか難しいでしょ?100pips 動いたとき、今までは10 万円勝っていたのに。。。。なんて思うしね。そういうのってプロはどうやってコントロールするのかな?」
鳩「いや、正直に言うと『直後』って言っても一週間空いていたんだけどね。その間の一週間は相当苦しかったわよ。損失限度も近かったし。3 日間はポジションを取らないように、リスクを落とす方向に集中してたわ。そして、頭を冷やしつつ、取り返すんだという熱だけは冷まさないようにしてたわ。で、ワンチャンスをものにしたと」
Sarah「そうそう。素朴な疑問! 鷹くん鳩ちゃんがトレーダーになろうと思ったきっかけは?」
鷹「学生のころからマーケットが好きやったんよ。大学も行かんとテレビ東京の株式番組見とった」
鳩「相場を分析してお金を賭ける。勝ち負けがはっきりする。勝者がすべて。大学の授業とは全然違う世界よねー。特に年齢だとか態度だとかでギャーギャー言われようと、勝ったら評価される。これがマーケットに興味を持った理由かしらね」
Sarah「プロのディーラーってやっぱりがっぽがっぽ儲かるんですか?」
鷹「答えにくい質問やなー(笑) 会社次第と言ってお茶を濁しとこか」
鳩「皆さんもご存知のとおり、日本の会社はまだまだ年功序列。若いディーラーがいくら優秀で稼ごうとも、年長者ディーラーには給料では勝てないのは事実ね。逆に外資系では稼いだ分だけ給料が貰える。20 代で1 億円の年収も狙えるわ。ただし、ほとんどが1 年契約。プロ野球選手と同じで結果が出ないと1 年でクビ」
Sarah「なりたいって言ってなれるもの? やっぱり適正ってあるの?」
鷹「適正ねぇ。まず市場に興味があって努力する人。好奇心旺盛な人。気持ちの切り替えが早い、冷静ながらも大胆な人かいな」
鳩「本気で目指すなら、学生さんなら就職活動で金融機関から内定貰うこと。ディーラーやりたいって言い続けることね。すでに社会人の方、大人しく個人でがんがんトレードしましょう(笑)」
Sarah「話は変わって。。。男と女ってトレーダーとしてどっちがむいていると思う?」
鷹「男かな…? 感情的になるのはあまりよろしくないからな。あと、体力も必要やからな」
鳩「精神力という面では女性かもね。もちろん最後は個人によりけりだけど」
Sarah「FX は投資ではなく投機だって言う人がいるんですけど。どう思います? FX ってギャンブルだと思う?」
鷹「言葉の問題やな。そもそも投資と投機とギャンブルの違いって何なんやろ? ただ、競馬・パチンコと違うところは、透明性の高いフェアなマーケットで努力が実を結ぶってことやな。そういう意味では運まかせのギャンブルではないと思うで。ただ、FP なんかがおススメすする投資信託・分散投資なんかと比べたらギャンブルやな(笑)」
Sarah「sarah は、ギャンブル性を理解せずにトレードを始めた人は、失敗する確率が高いと思うんですけど、どうでしょうか?」
鳩「それはその通りね。意識としては『ギャンブル、余裕資金の一部でやるもの』と捉えなければ精神衛生上もよくないし。一方で『ここが勝負どころ。大枚をつぎ込む』っていうギャンブル魂も必要ね」
次回は4日(金)更新予定