個人トレーダーでもプロに勝てるのか?
Sarah「やはりプロの方は情報量でも圧倒的に強いし、pips も狭くトレードできて、個人ではかなわないという印象があるだけど、実際どうなの? インターバンクってことは、スプレッド差もないってこと?」
鷹「いやいや。もちろんスプレッドあるで。たまーに『choice』って言ってスプレッド0 の瞬間もあるけどな。でも、正直、レート面ではプロも個人もほとんど一緒よ。むしろ個人トレーダーのほうがメリットもあるんよ。個人トレーダーの強みは、時間、リターン、リミットの自由度やな。いつまでにいくら儲けないといけないという制約がないやろ? 証拠金があればどれだけポジションを持っても構わないし、ロスカットも自分で決められる。プロは組織に属しているからな、いつまでにいくら稼げという設定があるし、一日の損失限度も決まっているからな。トレードの自由度は個人のほうが上や」
Sarah「ちなみに1 日の損失限度っていくらくらい? 資金の何パーセントとか?」
鳩「それはディーラーによりけりね。会社の規模にもよるしね」
Sarah「個人トレーダーは時間が自由ってことだけど、鷹くん鳩ちゃんは24 時間トレードしてるの? 交代制? トレード時間って決まっているの?」
鷹「これは秘密やな(笑)。というのも、会社によって24 時間交代制のところと何時までってところがあるから、話してしまうとまずいんよ」
Sarah「モニターは何画面でみているの? やっぱりトレンドラインを引いたり、チャート分析って相当詳しくやっているのかな?」
鳩「モニターは6・7台かしら? といっても色々な端末があってすべてでチャートみているわけでないけどね。チャート分析はね、正直、研究熱心な個人投資家のほうが詳しいわよ(笑)」
Sarah「あら意外!!!逆に言ったら、個人でもファンダメンタル要因だけで勝てるってこと?テクニカルはそれほど重要じゃないってことかな?どう思います?」
鷹「いやいや、テクニカルも重要やで。テクニカル・マニアみたいな人もおるけどな。でも、鷹くんは基本、相場の流れ・テーマを見極めて上か下かを決めて、エントリーや利喰うタイミングをテクニカルで見るな。だけど使うのはトレンドライン、移動平均線、ボリンジャーバンド、一目均衡表などのメジャーなものだけで、特別なテクニカルチャートは使ってへんな」
鳩「あとはね、職業としてトレードをするってことの辛さ。これが無いことよね。本業がトレード、これって結構辛いことよ。寝ても覚めてもマーケットのことしか考えられなくなって、飲み会・合コン・デートの間も上の空。熟睡もできないわ」
Sarah「なるほどね~」
鷹「情報については、プロも個人もそう大きな差はなくなってきていると思うで。業者さんが流すニュースも結構タイムリーになっているし、英語ができるなら海外サイトで結構有用な情報を手に入れられるからな」
Sarah「指標結果とかはやっぱりチェックしているの? あと、マーケット情報で、大手ヘッジファンドの買い、売り注文がここに入ってる~とか。。そういうのは、どうやってトレードに反映させてるの?」
鳩「指標はもちろん注目してるわよ。やはり注目度が高いのは米雇用統計。後は、インフレ関連指標、住宅関連指標かしら。指標以外では、最近はFOMC、ECB の出口戦略の声明に神経を使ってるわね」
鷹「ヘッジファンドや中央銀行のオーダーが何処に入っているって情報もあるで。でも、相当あやふやな情報やし、それで相場の流れを変えることはできへん。だから、それを拠り所にトレードするってことは、少なくともワシらはやらんな」
Sarah「ちなみに、そういった大口の売りや買いのポジション情報ってどこか見ることができるサイトって知ってる? 個人でも見られるサイトとか。。」
鳩「そういうのはディーラー間で話題になるだけだから、ネットでは調べられないと思うわ。FX業者さんのサイトなんかで『このレベルには欧州ネームが…』なんてあるけど、そもそも、こっそり取引したいヘッジファンドなんかの情報が漏れるはずもないわね。あれは全部、カバー先の銀行からの伝聞よ」
次回は25日(水)更新予定