
先週末の雇用統計でいったんは、上昇したものの、その上昇はたったの2時間程度しか持たずに上がり幅を消されてしまい、週明けのレンジ期間を経て昨日から再度下に動き始めてきました。この一連の動きを見ると、さらに円高に歯止めがかからない状態になってきたと思います。
まずは日足から

直近では、雇用統計のところがポイントです。トレンドラインやMAの上にロウソクの実体が残らずにヒゲで押し込まれてしまう形はすべて「だまし」になります。
この部分なのですが、雇用統計の発表後すぐに下落で上がり幅を消される展開となりました。それはISMの指標が悪かったからと思ってしまいがちですが、チャーティスト的には「相場はどうしても下げなければならなかった。ここで長めの陽線を残すわけにはいかなかった。だから無理やり下げた」と解釈をします。
あの雇用統計の上がりが、金曜日中、たったの数時間持つことができれば、日足も週足も綺麗な陽線で終わることができたわけです。そうなると、チャートの雰囲気は少し変わる展開となったはずです。
上のチャートで、もしヒゲで終わらずに実体で終わっていれば茶色線まで陽線が伸びてきたことになります。その場合は、月曜日は売られたかもしれませんが、ピンク線の上で持ちこたえる展開となれば、茶色線を上に抜いて、少し回復する形となりそうでした。
しかし、相場はその展開を許さずに、強引に下げました。その結果ロウソクがピンク線の下に出てしまったことで、下落トレンド続行という形となりました。
雇用統計でも回復できなかったところを見ると、かなり深刻な状態と判断することができます。そして、こうしたダラダラ下がりのチャートというのは、最後はたいてい「ズドン」と落ちて終わりになることが多いです。経験則的には80円という節目をいったん割り込んでから、急回復になりそうだと感じています。
次に4時間足を見ると、

4時間足は少し難しいサイクルとなっています。このように乱高下しながら進むチャートは、リアルタイムで見ているとなかなか判断ができません。自分が見てるチャートが乱高下しているなと感じたら、以下2つのことを気をつけてください。
・その上の足を確認する
・茶色線に注目する
見ているチャートが乱高下でも足を大きくするとわかりやすい状態が多々あります。これも4時間足はわかりにくいですが、日足はわかりやすい下降トレンドです。そうしたときはわかりやすい方のチャートで流れを確認することで、惑わされずに済みます。
また、見ているチャートが乱高下しているなら、ホーミングFXとしては茶色線の流れを注視します。ピンク線は乱高下していますが、茶色線は一貫として下がってきていますので、このチャート基本は下降トレンドだとわかります。
今後の展開ですが、現状水色の83.50付近のサポートラインでうろうろしていますが、これが蓋になってくると、ズルズル下がっていきます。ホーミングFXとしては、ピンク線の上にロウソクが残ってこない限りはショートとなります。時間的な推移を考えると、今日の夕方あたりに83円割のアタックがきそうかなと見ることができます。
まとめると、雇用統計で少しも回復できなかったのだから、円高は歯止めがかからない状態に陥っていると判断できます。一度、ズドンと落ちない限り回復は見込めそうになく、そうした劇的な展開がくるまではショートで何度も取っていけばいいということになります。
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