ドル円は日足の三角持合から下抜け、さらにジワジワ弱まっています。日足での攻防が動き始めたので、より大きな足から現状を振り返ります。
まず週足から、

ちょっとごちゃごちゃしていますが、このチャートでポイントなのは2つの三角持合の攻防です。左の黄色の三角は春先に形成されていたもので、ゴールデン ウィーク前に上にブレイクをしてきました。このころ私は90円付近からロングを持っていまして、ブレイクから100円まで一旦戻り、それから本格的な売り がくるだろうと考えてました。
しかし、度重なる雇用統計の好結果などにもかかわらず、95円のラインで跳ね返される結果となりました。な ぜ、95円で跳ね返され続けたのかというと、あとから見ると簡単な話で、ドル円としての上値の限界だった・・・ということです。あれ以上あがらないという のが投資家の脳裏に焼きつきました。
そしてゴールデンウィーク明けに突然暴落が襲いました。誤発注のせいで下がったといいますが、これ は、あとからチャートをみるとあの暴落はあって然るべき暴落といえました。95円以上に上がるわけないのだから、あそこで釣り上げのツケがくる大崩落が起 こるのはあたりまえ・・・ということだったのだと思います。
その証拠にあの暴落一本のロウソクでチャートの方向が明らかに切り替わりました。上の緑色のトレンドラインを割って、次のリバウンドのロウソクがラインをタッチしたものの、綺麗にリバーサルで跳ね返されトレンドラインはレジスタンスとなりました。
さらにあの暴落で、もういちどより大きな右側の黄色線の三角持合が形成されたのですが、それも今週から下に動き出した日足により、下にブレイク。
次々に防衛ラインを突破されてしまったドル円、持ち直す力はかなり弱まったと見ざるを得ません。次は87円の付近の強力なサポートラインでの攻防になります。なので、そこまでは弱ってきたら売りのスタンスでいきたいと思っています。
次に日足ですが、

これまで解説してきた三角持合は下に突破。現状は89円付近のサポートラインに支えられています。ここで支えが強くなり、再び90円、91円を回復してく ると、89円~95円間レンジになることも考えられますが、そのためには執拗に垂れ下がる緑のトレンドラインを日足規模で上にブレイクしなければなりませ ん。現状は考えにくいので、下降トレンドラインを足がかりにして売るのが最善です。
しかし、下に走り出すと緑のトレンドラインまで戻る可能性も薄くなります。一旦大きく落ち込んでから触れる・・・という形になるのが普通の流れです。
こ のあとの展開ですが、89円のサポートを割り込むと、フィボナッチブレイクでいままで小競り合いをしていたレンジ幅の161%増しのラインまで走り出す可 能性が高くなります。86円半ばまで急落は注意しておきたいところで、スイング気味のショートならとりあえずの目標になります。ロングで100pips抜 こうとするならそこまでひきつけたいところです。
まとめると、現状は89円ラインがサポート。割れたら87円くらいまで走る可能性が高まる、という感じです。当然、短期も弱ってきたら戻り売り。
ただ、これだけ落ちると短期的には乱高下もありえるので、利益確定の最大値は決めておいたほうがいいですね。短期なら20pipsずつ小まめに利食うか、デイトレなら100pips抜いたら様子を見たほうがいいと思っています。
と長々と書きましたが個人的な見解なのでご参考程度にしてください。



